炎が伝える暖かさ「ペレットストーブ」              ストーブ・煙突取付清掃業届出済み(札幌市消防局第457号)
バイオマス燃料『ペレット』を燃料にするぺレットストーブ。
ペレットは自動供給されるので、ボタン一つで着火、火力の調整もできるとても扱いやすいストーブです。
ストーブの窓からは、ゆらゆらと燃える炎が見えるようになっていて、やわらかい暖かさをもたらしてくれます。
暖炉のような雰囲気とファンヒーターにような手軽さを併せ持ち、安全装置も取付られているから安全です。
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「ペレットストーブ」の値段
 ペレットストーブは海外製や日本製など様々な種類が販売されており、値段も安いものでは数万円台からあります。
 灯油のストーブよりは高いかもしれませんが、暖炉や薪ストーブよりは安価でお手軽に設置できます。
ストーブ価格及び工事費
メーカー名
商品名
写真
暖房の目安
市場価格(税抜き)
オープン
エンバイロファイヤー
(カナダ)
EF3Bi
約34畳
目安 670,000円
エンプレス
C
約30畳
目安 690,000円
エボリュション
約30畳
目安 483,000円
テルモロッシ
(イタリア)
エコサーモ
ET3001
@
約22畳
目安 634,000円
エコサーモ
TE8000
約 40畳
目安 1,173,000円
ホクダン サンストーブ B 約 40畳 目安 90,000円
金子農機
ペレチカ
D
約36畳
目安 416,000円
豊臣工業 ミ ニ A 約26畳 目安 546,000円
(注) 設置については、排気筒工事も含めて取付工事費が掛かります。
工事費は現場状況で変わりますので、詳細は別途見積となります。
 ■ 燃料用のペレットは当社が責任を持って定期配送など供給します。


■ペレットストーブのしくみ(強制対流の電気式)

 @操作パネル
 A自動燃料供給機構
 B熱交換部
 C燃焼部
 DFF給排気筒
 Eセラミック点火ヒーター
 F灰トレー
 G燃料タンク
 H南部鉄器




木質ペレットとは?
石油・石炭などの化石燃料は、資源に限りがあり、現在のまま使っているとおよそ50年で枯渇すると言われています。
森林から得られる再生が可能な木質バイオマスは貴重な資源といえます。木質ペレットはこの木質バイオマスの1つです。 木質ペレットの原料は、有害物質に汚染されていない流木、製材所から出る端材やオガ粉、森林から伐採した間伐材などで、そのまま捨ててしまえばゴミですが、これらを木質ペレットに加工することにより、化石燃料の代替エネルギーの1つになりえます。 木質ペレットは原料をオガ粉に破砕し、乾燥を経てから円筒状に圧縮成形します。直径6mm程度、長さ10〜30mm程度に揃っていて10Kgまたは15Kgづつ袋詰めのため運搬や保管など取扱いが容易です。


バークペレット 全木ペレット ホワイトペレット
樹皮のみ 樹皮と芯材を混合 樹皮を含まない芯材のみ
(5) ペレットストーブ種類別1時間当たりの燃料費(目安)
ストーブの種類
ペレット種別
ペレット燃焼量
出力(小)
出力(中)
出力(大)



自然対流型ストーブ
(遠赤ふく射式)
ベークペレット
4,000kcal/kg
4,700kcal/h34.5円
11,850kcal/h86.9
19,000kcal/h139.3円
強制対流型ストーブ
(ペチカ型)
全木ペレット
4,500kcal/kg
2,930kcal/h42.1円
6,300kcal/h66.2円
9,450kcal/h85.3円
強制対流型ストーブ
(直接燃焼型)
ホワイトペレット
4,700kcal/kg
2,000kcal/h24.4円 4,800kcal/h62.7円 9,400kcal/h120.0円


カナダ型 エンバイロ
(Windsor)
ホワイトペレット
4,700kcal/kg
2,100kcal/h22.3円
5,750kcal/h61.2円
9,400kcal/h100.0円
木質ペレットと灯油などの他燃料のコスト比較表を下表に示します。
木質ペレットは高いものではなく、電気やガスに比べる安いものであるといえます。
また、化石燃料(灯油)の高騰が継続されている現在、木質ペレットのコストは優位性に優れています。
種類 価格 発熱量 1,000kcal当たりの価格
木質ペレット \40‐63/kg 4,700kcal/kg \10-13.4
灯油 \125/L 8,200kcal/L \15.2
電気 \21/kW 860kcal/kW \24.4
LPG \641/立方m 21,800kcal/立方m \29.4
※ この表は当社の試算によるものです(平成20年10月現在)
※ 木質ペレットの発熱量は樹種や樹部により異なります
※各機器の熱効率等は計算してません。


Q1.ペレットストーブはどんなストーブ?
   ペレットを燃料とするストーブで、やわらかい炎が見られ、人にも環境にも優しいストーブです。
   電気で自動着火し、燃料を自動供給するもの、電気を使わず、薪と併用できるものなどがあります。
   日本では最近普及し始めましたが、林業のさかんな北欧やカナダでは約20年前から使われてきました。

Q2.ペレットストーブの大きさや値段は?
   ペレットストーブの大きさや暖房能力、値段は、機種やメーカーによって異なります。
   本体価格とは別に、排気筒などの付属品や工事費が必要です。

Q3.ペレットの消費量、燃料費は?
   燃やし方によって異なりますが、1シーズンでおよそ1000kgのペレットを使います。
   ペレットの値段は、原料によって異なりますが、原油高の昨今灯油よりも電気やガスよりも割安です。

Q4.灰は出ますか?
   原料の種類によって異なりますが、消費ペレットの1%程度の灰が出ます。
   出た灰は、畑などに肥料として蒔くことができます。また、一般ゴミとして処分事もできます。

Q5.煙は出ますか?
   通常の燃焼中に煙はほとんど見えませんが、着火時と消火時に少し煙が出ます。

Q6.どんな家に置けますか?
   一戸建ての住宅なら設置できます。
   マンション等では、管理会社の了解があれば設置できます。

Q7.メンテナンスは?
   日常の掃除やメンテナンスも自分でできます(アドバイスさせていただきます)。
   シーズンが終了したときに本体内や排気筒・煙突を掃除することが必要です。